交通事故でのケガにあった場合、当院と整形外科での同時通院は可能です。

保険会社から「整形外科に行ってください」とのお伝えは、整形外科での画像検査と診断書の発行が必要であることを意味しており、整骨院での治療ができないという意味ではありません。

人身事故の場合、警察に届け出るためには、整形外科で診断を受けていただく必要があります。この診断書をもとに整骨院での治療も可能となります。

また、整形外科と整骨院を同時通院する場合、整形外科では1ヶ月に1～2回の程度の通院をお勧めしています。これは、両院での通院をバランスよく維持し、治療効果を最大限に引き出すためです。

整形外科

整形外科では、外傷や疾患による骨や関節、筋肉の異常を打ちかけています。そのため、整形外科においては、外科的治療や医薬品の治療などが中心となります。

整骨院

一方、整骨院では、脊椎や関節、筋肉の症状を指圧やマッサージなどの施術を通じて改善しています。整骨院では、身体全体を見渡した治療が行われ、根本的な原因について検討することで、患者さんの健康状態の向上を図っています。

交通事故でケガをした場合、当院では整形外科と整骨院を同時通院することをおすすめしています。これにより、整形外科と整骨院の両方の治療を受けることができるため、より包括的なケアを提供することができます。以下に利点をご紹介します。

メリット①：

整形外科では、レントゲンなどの画像検査や鎮痛薬の服用など、一時的な症状の軽減にフォーカスした治療が行われます。一方、整骨院では、手技療法を中心に身体全体の健康状態を考慮した治療が行われます。筋肉の緊張を緩和し、血液循環を改善することで自然治癒力を高め、根本的なケアを行うことができます。

メリット②：

当院では、交通事故に関するトータルサポートを提供しています。整形外科と整骨院の両方の通院において、ケガの原因とその症状に応じた適切なケアを受けることができます。

メリット③：

整形外科での治療では、医師から後遺障害の書類を受けて保険会社（自賠責保険）に申請することが可能です。後遺症が残る可能性があるため、この申請は非常に重要です。

一方、整骨院単独の通院では後遺障害の認定を受けることができません。交通事故でのケガにあった場合は、整形外科と当院を同時通院することをご検討ください。