膝関節には、大腿骨、脛骨、膝蓋骨と、表面にはクッションの役割をする軟骨、関節安定性に必要な靭帯、そして衝撃を吸収する働きがある半月板があります。

変形性膝関節症に至る原因は老化によることが多く、肥満や遺伝的素因も関連しています。

他にも、加齢やスポーツなどで徐々に摩耗していき、大腿骨と脛骨がぶつかって互いの骨をすり減らします。

このような状態になると痛みが強くなることも多くなります。

変形性膝関節症は程度により痛みが全然違いますが、放置はせずに早期に対応することで、予後がかなり変わります。

初期は膝に痛みがでるなどの前兆があるため、放置せずに早めに当院までお越しください。

当院では、膝関節を構成している筋肉を中心に、股関節、骨盤を重要な部位と考え根本治療を心掛けております。

・肥満を解消する

・膝の使いすぎに注意

・立ちっぱなしを避ける

・長時間の正座はしない

・床上の生活は膝に負担を生むため避けるようにする

・整骨院などで治療する

これらに留意することが予防につながります。

当院では、変形性膝関節症を始めとする膝疾患の治療に対する豊富な臨床経験があります。

関節そのものの外科的治療はそもそも整骨院ではできませんが、痛みに対する治療や変形の進行を遅らせることは十分に可能です。

変形性膝関節症の治療は、膝関節のほかに股関節周囲の筋肉が重要だと考え治療していきます。

①徒手療法(MT-MPS)

炎症がある場合は患部を避け、徒手によって筋肉を緩めて血液循環の改善を目的に治療していきます。

②鍼療法(AT-MPS、トリガーポイント鍼療法)

鍼に対する許容度や症状に応じてご提案いたします。

③ハイボルテージ療法

ハイボルテージは電気治療です。痛みのない高電圧刺激を皮膚から流し、交感神経の興奮を抑制させて痛みを抑えます。神経のバランス調整は血行促進に繋がり、痛み物質を溜まるのを防ぎ質の良い組織に生まれ変わるように促します。

④コンビネーション療法

上述した療法を組み合わせ治療していきます。

変形性膝関節症のことなら当院にお任せください。