ぎっくり腰は、ふとした動作で腰に激痛が走り発症します。「急性腰痛」とも呼ばれ、欧米ではその強い痛みから「魔女の一撃」と呼ばれます。

例えば、

・重たい荷物を頻繁に持つ

・ずっと同じ姿勢

・ふと屈む

・長時間座っている

など、同じ動作や姿勢、不意な動作などでぎっくり腰が発症するリスクが高まります。

これは、腰椎の関節および軟骨(椎間板)に、大きな負荷がかかり、捻挫や椎間板の損傷が発生している、または腰を支える筋肉や靭帯が損傷している状態だと考えられています。

・過労（長時間労働）

・肉体疲労

・デスクワーク

・睡眠不足

・寒中作業

・ストレス過多

など、日常生活でも自律神経機能の交感神経が優位に作用することで、筋肉の緊張が高まり、末梢血管の収縮や圧迫を招いて、筋組織の循環が悪くなることでぎっくり腰を発症しやすい状態になります。

ぎっくり腰予備軍

・慢性腰痛

・猫背

・過去ぎっくり腰になったことがある

・運動不足

以上のような方は、ぎっくり腰予備軍かもしれません。

一般的なコルセットの例を挙げます。

ぎっくり腰で動けない場合は、コルセットを付けても問題はありません。

しかし、コルセットによる長期固定は腰周囲の筋肉等の効果を招き、筋力（機能）低下につながります。したがって、痛みが軽減すれば外すようにして、身体機能を取り戻すようにしましょう。就寝時は血行不良を招くため、コルセットを外すようにしましょう。

当院では、MT-MPS(徒手療法)、AT-MPS (鍼療法)、トリガーポイント鍼療法、ハイボルテージ療法で、患者様の状態に応じベストな施術方法をご提案いたします。

症状が重いときは、直接患部を治療せずに動きを阻害している部分へアプローチしていきます。その後、徐々に身体が動けるようになると、硬化した組織に柔軟性が出てきます。

柔軟性を取り戻した組織は、血液循環を改善させて、栄養状態が改善し症状が良化してきます。すると、回復力向上も伴って治癒期間が大幅に短くなります。

他にも、当院ではハイボルテージ療法（電気治療）をお勧めしています。

これは、電流刺激を深部組織まで到達させることが可能な療法で、患部に直接電気刺激を与えることができ、素早い炎症抑制、痛み緩和、治癒力を促進させます。

ぎっくり腰でお悩みの方は、まずはお気軽に当院までご相談ください。